ノマドが農業をはじめてわかった7つのこと

  各地でデザインや講師をしながら、農作物をつくる、半農半ノマド生活も本格的に回り始めて三ヶ月目。 農業といっても、これでお金を稼いでいるわけでない、いわば大規模な 家庭菜園という感じですが。   夏野菜たちが育ってきて、いよいよ畑らしい姿になって来ました! ズッキーニも実り、アスパラガス、トマト、ナス、じゃがいも、唐辛子、カボチャ、えんどう豆、 ネギ、にんにく、ディル、バジル、などもすくすくと成長しています。     半農半ノマド生活は、僕の今後の10年の行き方を考えるひとつの実験でもあります。 クリエイターが農地を持つことで、より作りたいものに集中して、創造的になれるのではないか。 3Dプリンタを皆でつくった農村に持ち込んで、色々なものづくりが可能になるのではないか。   以下は僕が農業をはじめてわかったことです。ノマド度が上がれば上がるほど 農業を始めやすい気がします。若い人ほど土と一緒に暮らすべき!     僕の場合は、死んだ祖父から畑を受け継いだ形になりますが、 借りることもできますし、 探さなくても働き手のいない農村は日本のいたるところにあるはずです。     1.生活が良いリズムになる。   不規則になりがちなデザイナーとしての生活も、農業をはじめることで一気に改善し始めました。 涼しいうちに農作業をしたいので朝は早起き。夜は早く寝られるようになります。 また、日光を適度に浴びるので体内時計も自然と調整されているようです。 ぐっすりよく眠れるようになりました。       2.畑仕事がいい運動になる。   1に関連して。 ついつい遅い時間まで働いてしまうので、慢性的に運動不足になります。 一念発起してエクササイズを始めても、忙しい時期には疎かにしてしまい決意はどこへやら。   畑をやっていれば、作物の様子が気になるという強制力が働いて、自分の意志で決めなくとも 自然に農作業を続けるようになります。そしてこれがとても体にいい。 土を耕したり、種を撒いたりするのは人間にとってちょうどいい負荷です。   家の祖父は頑強で近所でも有名でしたが、畑仕事をやめた途端に老けこんでしまい、 数年としないうちに亡くなってしまいました。 彼もやはり運動をすることを心がけていましたがやはり続かないのですよね。     3.ノマドの流動性・コミュニティを最大限に活かせる。   たとえば地方都市に住んで、LCCで東京に打ち合わせにいけば、 畑をやりながら今の仕事を続けることは可能でしょう。移動が多くて定住できないノマドは 皆で集まってフリーアドレス会員枠をつくり、 たまに農地の手伝いをして作物を分けてもらう事ができるかもしれません。 ノマド同士で空いた時間を有効に使えば、よほど手のかかる作物でない限り立派に実らせることができるはずです。   農地を借りる場合でも買う場合でも、工夫次第でなんとかなるでしょう。 畑は案外シェアできるものです。僕の場合は近所の人と畑をシェアしています。       4.土が気持ちを落ち着かせ、感性を鋭くしてくれる。   一人で作業をしているときは いつでも仕事の愚痴を聞いてくれる人もいないし、 問題にぶち当たったら相談できる先輩や上司もいません。 生まれつき楽天的な性格でないと、 この仕事を続けていくことは出来なかったでしょう。   それでも落ち込んだ時、土をいじると何故かハイになります、 農業を…

映画たうえうたのポスターとフライヤーつくりました。

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  長い間続く独自の生態系をもった日本の里山の自然。 その風景を守り抜いてきた実在するおばあちゃんを題材にした映画 "たうえうた"の上映会が 渋谷アップリンクでありました。 この映画のフライヤーデザインを担当してます。 可愛らしいデザインと褒めてもらえて嬉しいかぎり。 映画館はキャパを大きくオーバーして、関係者が入れないほどでした。 よかったよかった。   クリエイターの幸せの定義として、 良いプロジェクトに関われて、好きな仕事をして、良い結果をあげることがあげられると思うんですが 今回はこの3つのバランスが良かった気がします。   そうそう、この映画のノベルティグッズは、おばあちゃんの育てたトマトでした。 こういうアイデア、(というよりおばあちゃんにとっては、お客さんに野菜をふるまうのは自然な発想なんだとおもう。) いいですよね。       上映後のトークショウでは、情熱大陸で話題になった伝統野菜の三浦雅之さんがゲスト。 本気で農業やってる人同士の熱い会話が印象的でした。         カエルやトンボや花たちとなぜか心が通じ合う ちょっと不思議な短編映画「たうえうた」 もう経済発展の犠牲はいらない! 縄文以来、日本人の血に脈々と流れてきた 自然と共生する「本当に幸せな生き方」。 世界に伝えたいそのヒントがここにある。     【あらすじ】 大都市中部市で江戸時代から続く野田農場。そこは大都市に残された貴重な自然や生き物の宝庫だった。その野田農場に嫁いできた幸子おばあちゃんは、虫やカエルとなぜか心が通じ合う不思議なおばあちゃん。都市開発のため土地区画整理事業で立ち退きを迫られながらも、先祖代々の田んぼで米作りを続けようと、日々生き物たちと共に笑顔で生きる幸子おばあちゃんだが、ある日突然、業者側のブルドーザーが何台も入り、田んぼが壊されてしまう。それでも、くじけずに淡々と米作りを続ける幸子おばあちゃん。その強くてらかい生き方の秘密は、幸子おばあちゃんオリジナルの「田植え歌」に込められていた。 21世紀、経済発展優先の社会が行き詰まりを見せる中、勝ち組、負け組などという醜く新しい差別が生まれる現代社会で、幸子おばあちゃんは、今日も強くやわらかく生きる。 金融資本主義が地球を滅ぼそうとする今、人類の「本当の幸せ」とは何か・・・。 実在の野田農場の当事者である野田幸子さん本人が主演し、現実に起こった出来事の衝撃ドキュメント映像を挟みながら描く、事実を元にしたセミ・フィクション短編映画。  http://taueuta.tumblr.com/