こんな感じ。
シンガポールから来ているロビンの友人のエスタが
この季節に日本にきているのに、まだ桜を見ていないというので
今度は桜が満開になっている代々木公園に連れて行きました。
ロビンたちの時はまだ3分咲程度でしたが、3日経ったらもう満開。
「ロビンはおしいことしたな~。」
「夜桜もっときれいだから、皆で見ながら酒のみたかったなー」
とか話しながら歩きました。
外国から来た人に、
日本人にとって桜が特別な花だと伝えたいのですが
その具体的な説明を英語でするのが本当に難しい。
せいぜい「桜の命は短くて、儚いから美しい」と伝える程度ですが
それって桜が散る様に、すでに去ってしまった時の流れを連想したり、
一回限りの自分の人生の尊さに気付かされたりという
日本人がもつ「もののあはれ」の感覚の象徴のような花だからなんですよね。
白い花びらの幽玄さが、どこか あの世を感じさせたりもして。
特に今年は、震災で亡くなった人たちの魂を桜のなかに見るような気がして
なんとも言えない感傷に浸る人も多いとおもいます。
じっと桜と、それに集まる日本人たちを見ている彼女には
一体どういうふうにこの光景が映っているんだろうと
気になりました。
その夜。
彼女から一枚の夜桜の写真つきメールが送られてきました。
この日、春にもかかわらず雪が降ったので、
急いで代々木公園に戻っていったところ、
思いがけない夜桜の美しさに感動して送ってくれたとのことです。
「雪は降っていないけど、来て本当に良かったよ。」
初めてみても、やっぱり夜桜は美しい。
もしかしたら、
日本人じゃなくても
桜が感じさせる美しさは世界共通で、
その花のあり方のせいで
僕達の文化が形作られているんじゃないかとか
そんなことを考えました。