二日間だけ京都に、戻ってきた。
一度でも住む経験をすると、旅先は表向きのよそよそしさだけではなく、
身内としての顔を見せてくれる。おかえりと言ってくれる。
お寺の紅葉も、
「やっぱり京都って良いところでしょう?」と
すこし誇らしげな顔をしてるように見える。
左京区の変な人達が集まる変なお店。一応居酒屋。
なにをして食べているのかわからない、変な人達が京都にはたくさんいる。
20代のときにいろんな変な人にあったせいで、
気がついたら30代。自分も同じような感じになってしまった。
ベルリンにはじめてきたとき、すぐに馴染めたのは京都のおかげだと思う。
自分は多分京都に住むことは、もうない。
でも、戻るといつでもあたたかく歓迎される。
縁やゆかりのある街が世界のどこかに増えていくのはとても幸せなことだ。
バンコク、あまり好きになれなかったけど、また戻ってみるか。笑