秋です。我が家の畑は、大和の伝統野菜を育てている三浦さんから頂いた紫唐辛子が元気に実っています。
三浦さんのサイトはこちら。http://www.kiyosumi.jp/
日本の六次産業(農業や水産業などの第一次産業が食品加工・流通販売にも業務展開している経営形態)のホープです。
ご自身が手がけてらっしゃるレストランはミシュランで星を獲得しています。
唐辛子っていうけど辛くなくて、滋味豊かでおいしい!在来種なので種を撒けばまた生えてきます。
人参もどっさり。沖縄料理のにんじんシリシリにして食べるとおいしい。
そんな感じで、畑のある生活を続けていたら、だんだん農家デザイナーとして認知されてきたのか
農業に関する仕事が入って来ました。
シンガポールにある肥料を販売する会社から日本のセンスのいい農家さんにむけて
情報を発信していくことになりそうです。
どんなことをしてる会社なのかはまた後日。
それで、市場調査も兼ねて幕張メッセで行われる次世代農業エクスポに行ってきたのですがこれが非常に面白かった。
おなじみEM菌とか野菜プラントとか、最先端の農業技術が今どうなっているのか知ることができて
思わずエキサイトしてしまいました。今おもしろいのはITとか二次創作とかじゃなくて、
農業なのかもしれないなーと思っています。
どんなものが紹介されていたか、ダイジェスト。
もみ殻、カモせます!
バイオ技術系ですね。どんな繊維も分解できる酵素とか菌とかが紹介されています。
炭素水。これは土壌改良系です。炭素の穴に有害な物質を吸着させて土を元気にするというわけですね。
こちらも発酵系。生ゴミやら、ワラやら鶏糞やらをスピーディに肥料に変えてくれます。
おしゃれ肥料。ここは見せ方が上手。
ああ。日本の古き良き良心の象徴、無人野菜販売機が、ロッカーで守られてる。。。
と、こんなかんじです。他にはソーラー発電とか、六次産業のための簡単キッチンなどが人気でした。
トレンドですね。
ただ、総じて素晴らしい技術をもってる中小企業さんは、見せ方が残念!
あー、もっとこういうアピールができるのにーとか色々考えてしまいました。
デザイナーができることがいっぱいありそうです。
シンガポールなどの外国の農業の技術を日本に持ち込むのと同時に、
海外にこういった日本の素晴らしい技術を発信していけたらいいなと思っています。