OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

各地でデザインや講師をしながら、農作物をつくる、半農半ノマド生活も本格的に回り始めて三ヶ月目。

農業といっても、これでお金を稼いでいるわけでない、いわば大規模な

家庭菜園という感じですが。

 

夏野菜たちが育ってきて、いよいよ畑らしい姿になって来ました!

ズッキーニも実り、アスパラガス、トマト、ナス、じゃがいも、唐辛子、カボチャ、えんどう豆、

ネギ、にんにく、ディル、バジル、などもすくすくと成長しています。

 

 

半農半ノマド生活は、僕の今後の10年の行き方を考えるひとつの実験でもあります。

クリエイターが農地を持つことで、より作りたいものに集中して、創造的になれるのではないか。

3Dプリンタを皆でつくった農村に持ち込んで、色々なものづくりが可能になるのではないか。

 

以下は僕が農業をはじめてわかったことです。ノマド度が上がれば上がるほど

農業を始めやすい気がします。若い人ほど土と一緒に暮らすべき!

 

 

僕の場合は、死んだ祖父から畑を受け継いだ形になりますが、

借りることもできますし、

探さなくても働き手のいない農村は日本のいたるところにあるはずです。

 

 

1.生活が良いリズムになる。

 

不規則になりがちなデザイナーとしての生活も、農業をはじめることで一気に改善し始めました。

涼しいうちに農作業をしたいので朝は早起き。夜は早く寝られるようになります。

また、日光を適度に浴びるので体内時計も自然と調整されているようです。

ぐっすりよく眠れるようになりました。

 

 

 

2.畑仕事がいい運動になる。

 

1に関連して。

ついつい遅い時間まで働いてしまうので、慢性的に運動不足になります。

一念発起してエクササイズを始めても、忙しい時期には疎かにしてしまい決意はどこへやら。

 

畑をやっていれば、作物の様子が気になるという強制力が働いて、自分の意志で決めなくとも

自然に農作業を続けるようになります。そしてこれがとても体にいい。

土を耕したり、種を撒いたりするのは人間にとってちょうどいい負荷です。

 

家の祖父は頑強で近所でも有名でしたが、畑仕事をやめた途端に老けこんでしまい、

数年としないうちに亡くなってしまいました。

彼もやはり運動をすることを心がけていましたがやはり続かないのですよね。

 

 

3.ノマドの流動性・コミュニティを最大限に活かせる。

 

たとえば地方都市に住んで、LCCで東京に打ち合わせにいけば、

畑をやりながら今の仕事を続けることは可能でしょう。移動が多くて定住できないノマドは

皆で集まってフリーアドレス会員枠をつくり、

たまに農地の手伝いをして作物を分けてもらう事ができるかもしれません。

ノマド同士で空いた時間を有効に使えば、よほど手のかかる作物でない限り立派に実らせることができるはずです。

 

農地を借りる場合でも買う場合でも、工夫次第でなんとかなるでしょう。

畑は案外シェアできるものです。僕の場合は近所の人と畑をシェアしています。

 

 

 

4.土が気持ちを落ち着かせ、感性を鋭くしてくれる。

 

一人で作業をしているときは

いつでも仕事の愚痴を聞いてくれる人もいないし、

問題にぶち当たったら相談できる先輩や上司もいません。

生まれつき楽天的な性格でないと、

この仕事を続けていくことは出来なかったでしょう。

 

それでも落ち込んだ時、土をいじると何故かハイになります、

農業を 一万年続けてきた人類のDNAなのか、心が喜ぶんですね。

そして、些細なことでは落ち込まなくなります。

 

また、星がキレイに出ているから、明日は晴れるかな?

など、日常のささやかな変化に気がつき、自然に対して

感覚が鋭敏になります。

そして、毎日おひさまが登ること、ご飯が食べれること、雨がふること、

当たり前の日々の出来事に感謝できるようになります。

 

 

 

5.みんな結構畑に興味があるので集まる。

 

畑があると、人が集まります。潜在的に農業に興味を持っているひとが多いです。

いつか農業をやってみたい。家庭菜園を本格的に始めたいと漠然と考えているひとは

おそらく30%くらい居るんじゃないかなと思います。そういった人達は自然と

こういう生活に興味を示してくれます。

また、季節ごとに違う野菜ができますから、行事も毎回考えられますね。

夏野菜でカレー、秋の収穫で炊き込みご飯、冬野菜の鍋、などなど。

これは孤独になりがちなノマドにとってありがたいことです。

 

 

6.時代の変化や災害に備えることができる。

 

各地を移動しながら仕事をして、できるだけ仕事の間口を広げておく。

フリーランスやノマドのとる基本的な自己防衛手段です。

ですが世の中の流れ次第で、自分の仕事自体がなくなってしまうかもしれません。

海外の安い労働力や、ロボットに仕事を取られる危険性は

ノマドならずともすべての人が抱えている問題です。

 

また、地震などの自然災害によって、そもそもお金を持っていても

数日間から数週間、食べることが出来ない状態になることもあり得ますね。

 

そんな時、農業をやっていればモノを買うことはできないけれど、家に帰れば

いつでも美味しい物を食べることができるという暮らしを最低でも守ることができます。

そしてその期間に次の仕事にとりかかる準備を進めればいいのです。

 

フリーに限らず、できれば会社勤めの人にも同様の理由でおすすめできます。

 

 

7.畑でとれた野菜は、美味しい。 

 

一番はやっぱりこれです

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

P5180035

 

こればかりは、食べてみないとわからない。

ということで、家の野菜を味見してみたいひとは是非どうぞ。

 

畑で採れた野菜でピザを作るピザ窯をレンガで作る計画もありますが

それはまた今度のブログで。