タイの職場にもだんだん慣れて来まして、仕事仲間と冗談をいったり休み時間にお菓子食べたり、
(どこで買ってくるのか未だにわからない謎の味のものばっかり。)
すっかり馴染んでいます。
そんなある日、同僚のヌイさんが、妙な占いをしているというので、占ってもらうことに。
彼女の占いはタイに古くから伝わっている誕生日を使ってその人の運命を割り出す、
いわゆる”命術”に当たるものでした。命術の仲間には、占星術、四柱推命、気学などがありますね。
(占いは他にも、卜術、相術があります。昔は医術などもその仲間だったみたい。)
なんでこんな解説してるかというと、僕が七人組占い師ユニット
not-for-saleのメンバーだからなんです。
僕の占いは易といって、卜術にあたります。タロットカードなどと同じ、その場ででてきたものに
インスピレーションを与えて答えを導き出す占い方ですね。
相術は、手相や人相など、その人のフィジカルなサインから状態を見ていく術です。
さて、話はそれましたが、このヌイさんのタイ古式占いは干支をベースとしているところから
中華文明にルーツがありそうです。タイの歴史を考えれば当然ですが。
※占いをしているヌイさん。同僚たちの間でもちょっと当たりすぎて怖いと噂に。笑
特徴は運命がめぐるというところで、12年でひとまわり、また同じ運命を繰り返していきます。
人生は繰り返す円環型だという捉え方は、非常に興味深いです。
やはりこの地に根ざしている輪廻転生を説いているタイの上座部仏教の影響が見て取れますし、
(仏教が本来それを説いていたかというお話は、また別の機会に、、)
その輪廻転生の死生観は、そもそも東南アジアの農耕文明が背景にあって育ってきたものですね。
毎年生と死が綺麗に繰り返されていく自然は、そこに住む人間の価値観にも影響を与えるものです。
で、おなじ循環型の自然に住んでいる日本人の私にも適合するということなのか、
非常に当たっています。笑
これによると僕の結婚のベストタイミングは再来年だそう。
ほんまかいな。
さて、技術交換して、この不思議な不思議な占いのきほん、学んできました。
日本で実験台になりたい人は是非どうぞ。
壮玄の帰国は、11月7日です。