創造性が要らない仕事なんて、本当は無い。

 

 

日本の若者は「創造性が求められるのはほんの一握りの仕事だけ」だと思っている。
創造性に関するAdobeの調査。

 

 

この結果を見て皆さんはどう感じるでしょうか。

僕は、日本の若者はただ、悪目立ちしないように、孤立しないように

日本の環境に適応してきただけで、創造性が枯れているのではないと思います。

実際に大学などで若い人に接していて感じます。

 

おそらく彼らは、クリエイティブであることが許されるのは

アーティストとかデザイナーとかの一分の仕事だけだと思っているのでしょう。

 

この話を聞いて僕は近所にあるコンビニのとある店員さんを思い出しました。

僕の家の近所は商店街が活気づいているのでコンビニの数も多く、競争もはげしい。

その中に一つ、サービスが良くないので潰れそうになっている店舗がありました。

店員のミスも多く、レジもかなり待たされる。

だんだん客足が遠のいていったある日、ひとりのスリランカ人店員が入ってきます。

そしてお店が変わった。

彼は決して日本式のあの馬鹿がつくほど丁寧なコンビニ接客が上手にできるわけではありませんが

お店に訪れる人一人一人の事をよく覚えていて、仲良くなってしまうのです。

 

「今日は帰ってくるの遅かったね、残業でしたか?」

「こんばんは!ああいつものあの商品、今日は売り切れですよ!ごめんね。」

「明日もがんばってね!ありがとうございました。」

 

なんかタメ語混ざってるし、これをやられて馴れ馴れしい!と感じる人もいるかもしれません。

でも、本当に心から歓迎されているオーラがでていて、居心地が良いのです。

 

実際彼に話しかけてもらうのが楽しみでお客さんが増え、

お客さん同士も挨拶を交わすようになったりもして、このスリランカ人のお陰で

便利だけど寂しい日本のコンビニがとてもあたたかい空気に包まれるようになりました。

 

多分、外国人労働者だから許されていたとおもいます。日本人がやると「悪目立ち」したかもしれない。

でも彼が求められていない仕事を創造したおかげで、結果がもたらされました。

これを見てどんな仕事でもクリエイティブになり得るのだと感心したものです。

 

数年して彼がいなくなったコンビニはまたしても寂しい店舗となってしまいました。

いまでも彼が戻ってきてくれないかな、、と僕もそしてこの街に住む一部の人は考えているはずです。

 

こういう仕事をするひとが一人ひとり増えていくことで、

社会全体にもたらす利益は計り知れないものになると僕は感じています。

 

アドビの調査結果「Gen Z in the Classroom: Creating the Future(教室でのZ世代:未来を作る)」

http://www.adobe.com/…/news/201706/20170629-japan-gen-z.html